お金は借りても絶対に貸すな!

2020年02月18日

こんにちは!TAISHIN THSです!

 

今回は借金についてです!

 

「借金」というとどういうイメージでしょうか?

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財産の増やし方や、金融のことにについての部分は義務教育で教わる事がほぼ皆無の日本では、借金に関してあまり良いイメージを持っていません。

 

公庫からの融資や、住宅ローン、クレジット、消費者金融。全てが一括りに「借金」として片付けられてしまいがちですが、実際にはかなり違います。

 

借金の中にも、借りて良いもの(借りるべきもの)、借りるとあまりよろしく無い類のもの、の2種類があります。

 

というわけで「借金」=全てが悪というわけではありません。

 

借りて良いお金

 

借りても良いお金の代表は、住宅ローンでしょう。

金利が大手銀行だと0.5%未満というところもあり、もし審査が通るのなら、今の時代借りなければ損だと言っても過言では無いと思います。

 

もちろん住宅ローンは家を買う資金なわけですが、新居で暮らしていくために必要である(リフォーム、別途工事など)資金も同時に借入する事ができるため、引っ張ってこれるならそこで他にかかる資金をまとめて用意するのが理想です。

 

月の支払いに換算すればほとんど支払う額が変わらない事も多いのです。

 

一生にそう何度も使えるチャンスがなく、条件も限定される住宅ローン。もし使えるなら、最大限にその恩恵は利用すべきでしょう。

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お金を借りるのがいやで、できれば早く返してしまいたい!と考える人もいますが、そもそも金利が安いので、できるだけ月々の支払いを少なくして手元にお金を残すのが賢いやり方だと思います。

 

月々の返済を大きくしすぎると生活が厳しくなってしまうので、金利が低い分長期で月々の支払い額を小さくした方がお金にも生活にも余裕ができるというわけです。

お金を借りることへの罪悪感はここでは拭い去るべきでは無いでしょうか?

 

政策金融公庫などで受ける事業融資も、住宅ローンにはかないませんが、借りるべき借金です。

事業の継続、起業は、とにかく資金力です!資金力の違いで全く事業の展望が違ってくるわけですし、低金利で融資が受けられる事が事業者にとっては大きな支えになります。

 

借りてはいけないお金

 

これは金利が高い借金です。

消費者金融、リボ払い、カード分割払いなどです。

 

今は利息制限法と出資法の上限金利が20%で、20%を超える金利は違法となり、刑事罰の対象になります。

この金利上限が規制される前は、40%なんていう金利をかけている消費者金融もありました。

 

今では誰でも利用するクレジットカードですが、クレジットカードには「キャッシング枠」があり、キャッシングも金利が高くよろしくありません。

このキャッシング枠を使って、お金を引き出していたりすると住宅ローンの審査が通らない事が多いですし、他の融資の審査にも影響します。

 

 

もちろんですが、消費者金融系のカードを作るのもよくありません。

 

しかしクレジットカードに関しては、1回払いでの使用は金利がかからないので、これは借りても良いお金です。

 

クレジットカードはうまく利用すれば、ポイント還元などもあるし、非常に優れた借金と言えますが、

リボ払いや分割払いを利用すれば180度変わって、途端によろしくない借入れとなります。

 

お金を返せなければどうなる?

 

借入が多くなりすぎた上に仕事の収入が激減してしまったり失業、事業に失敗してしまったりして、返済が出来なくなるとどうなると思いますか?

 

まぁ、住宅ローンが支払えなくなれば家は差し押さえられますが、それ以外の借金、つまり事業資金やカードを使ったお金が返せなくなった場合です。

 

実を言うと、お金が借りられなくなったりカードが使えなくなる以外、大して何も変わりません。

 

別に毎日借金とりが家にくるわけでもなく、会社に電話がかかって脅されるわけでもありませんし、命を取られるわけでも無いです。

 

逆に、「お金を返せ!」と脅したり、生活や仕事に影響するような行為は出来ません。

 

夜中・早朝の取立て。

 

借り手の情報や秘密を、他人に知らせる行為。

 

他から借りて返済させようとする行為。

 

連帯保証人でも無いのに他の人間に支払わせる行為。

 

要するに、ほとんどの「借金を取り立てる」という行為は難しいというわけですね!

 

これ以外にも色々ありますが、これらは全て処罰の対象となります。

 

貸した方が悪い?

 

お金を貸す前は、借してもらう側の人間は、頭を下げてどうにかこうにか貸してもらうわけですが、ところがです。

 

一旦お金を貸してしまい、借主から返してもらえなくなった場合、実は法の規制によって途端に立場が逆転するかのようになってしまうのです。

 

「金を返せ!」と怒鳴りこんだりすると、貸した側の方が立場が悪くなるのです。

 

もし借主がお金を持っているにも関わらず、返さないのであれば、財産を差し押さえするる事もできるかもしれませんが、

 

借主に返すだけの資力が無い場合、払えないのだから仕方がない。となるわけです。

 

お金を貸して、返してもらえない時は、根気よく手紙などで催促し続けるしかなくなってしまいます。

 

貸金債権も消滅時効があるので、定期的に請求し続けなければ、貸した側が会社なら5年、個人なら10年で時効になります。

 

まとめ

 

今は銀行にお金を預けていてもほとんど金利はつかないので、できればお金は利回りの良い投資で運用したりして、

「お金を回してより額を増やす」方がただ単にお金を貯めて持っておくよりも良いというわけですが、日本人はどうしても投資、融資(借金)を嫌がる傾向があり、お金を稼ぐ、融資を受けるということに関して良い印象を持っていません。

 

貯金=最強、安心。という図式が日本ではいまだに一番強いです。

 

そして、いくらお金が余っていたとしても、大して親しくもないのにお金を貸すのだけはやめておきましょう。