社労士の役割とは

2020年02月27日

泉南市 不動産

こんにちは、TAISHIN THSです!

 

今回は、私たちのような中小企業には欠かせない存在である、社会保険労務士について書いていきたいと思います。

 

社労士の業務

 

Q.私は、社労士さんってあまり馴染みがないんですけど、どんな仕事?

 

 

A.社労士さんは、保険関係の手続きを個人や企業に代わって管理、届出をしてくれるのが主な業務です。

 

 

Q.い、いまいちわかりにくいな〜

 

 

A.例えば代表的なところでいうと、社員を雇用する際の雇用保険や、社会保険の手続き、出産や病休した時の社会保険給付申請の手続き、労働災害が起きた時の申請、給付手続き、それ以外にも、社員と会社の労働トラブルやリスクの対策や相談も受けてくれます。

 

 

Q.そうなんですね!そういうことの専門の職業があったんですね!

 

 

A.企業が人を雇うためには、ただ雇っただけでは済まなくて、社会保険や、雇用保険をちゃんとかけて、休日もしっかり管理しなければ違法になってしまうんです。
それに、今は福利厚生も充実するように努めて、社員の体調や生活の事も考慮しなければダメなんです。

 

 

Q.ブラック企業が多いなんていうけれど本当はダメな場合もあるんですね!

 

 

A.そうなんです!実は個人も中小企業も違法状態であることを知らない場合も多くて、知っていれば回避出来たり、救済してもらえたりする事が多いんですね。
個人や企業も難しいことは専門家に任せてしまう方が、結局は経費節減に繋がるんです。
中小企業なら、雇用関係の事務をする人員を雇わずに、社労士さんに依頼する方が、確実に人件費を抑えられます。

 

 

Q.社労士さんは重要なんですね!保険や雇用のことについてもっと知っておくべきですね!

 

社労士になるには?

 

Q.決めました!私、社会保険労務士になります!

 

 

A.社労士になるためには、年に一度の国家試験に合格しなければなれませんよ。

 

 

Q.え?そうなんですか?それって難しいんですか?

 

 

A.合格率でいうと、2019年度が6.6%です。平均しても10%未満ですので、難易度はかなり高いですよ!

 

 

Q.え〜!そんなに!難しいんですね!

 

 

A.そうなんです。試験の方も午前中80分で、選択式(8科目:40点満点)、午後210分で択一式(7科目:70点満点)で行われ、長丁場である事から、試験に対応できる集中力と体力も必要だと言われています!
科目ごとに合格基準点が設定されているので、「足切り」もあります。

 

 

Q.そうなのか〜。学歴とかは必要なんですか?

 

 

A.一般的な大学、短大、高専学校を卒業していれば問題ありませんが、中卒高卒では受験出来ません。

その資格がない場合、社労士事務所や法人で3年以上補助の経験が必要です。
もう一つは、厚生労働大臣が認めた国会資格に合格していれば受験できます。代表的なものは「行政書士」の試験に合格していれば受験出来ます。

 

 

Q.どれもハードル高いですね〜。

 

 

A.そうですね。誰でも受験できないのが、行政書士や司法書士と違うところですね。試験の難易度は、行政書士よりもやや難易度が高く、司法書士よりは優しいと言われています。

 

 

Q.そうなんですね。社労士法人に補助として働くか、行政書士試験を受験するところから始めた方が良いですね。

 

 

A.その通りですね!行政書士の業務は社労士とも共通するところが多く、もし2つ合格できれば、ダブルライセンスとしてさらに仕事の幅も広がります!
どちらも女性で活躍されている人も多い士業です。

 

 

Q.なんかやる気出てきました!頑張ってみます!

 

・・・とこんな風に難易度が高くても誰でも挑戦できるし、やってみる価値は十分にあると思います!

 

本治はこの辺で失礼します!

太真興産の自社ホームページもございますので、良かったらご覧ください!

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